こんにちは。
ようやく週末ですね。1週間お疲れ様でした。
今日はインフルエンザの予防接種を受けてきました。私は既に接種済みで、息子は2回目。今年もインフルエンザワクチンが枯渇しているようで、夫の分は予約できていません。
毎年、毎年、ワクチンが足りないのに、なぜ多めに作られないんでしょうね。私は素人なので、そういう考えにしかなりませんが、お偉い方たちが決めていることなので仕方ないですね。
ちなみに、近くの内科は「去年接種した人しか、予約を受け付けていません」というところばっかりで、転勤族には厳しい~。
と、前置きが長くなってしまいましたが、今日は予防接種の関係もあり、自宅でゆっくりと過ごしていました。
そんな中、とっても嬉しいことがあったのです。以前から使ってるモンテッソーリ教具「円柱さし」を息子が出来るようになったのです。そんな今日は、我が家で使っている「円柱さし」をご紹介させてください。
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Contents
円柱さし(はめこみ円柱)とは?
円柱さしとはモンテッソーリ教具のひとつ。
高さや直径の異なる円柱を、視覚で識別しながら同じ大きさの穴にはめ込む感覚教具のことをいいます。英語ではcylinder blocksと言い、「はめこみ円柱」とも言われます。
円柱さしで学べること
円柱さしで学べること、身に付くことがいくつかあります。
3本の指で握る動作
3本の指を使って取り組むお仕事。つまみの持ち方がゆくゆく鉛筆の持ち方に繋がります。
寸法と視覚の関連性
視覚から寸法を認識し、行動に移す練習。間違った場所に円柱をはめると、最終的に穴に入らない円柱が残り、自分で誤りに気が付くようになっています。
算数教育への準備
数値以前の量の経験を積むことができます。円柱さしは、10本の円柱で構成されていることが多いので十進法への繋がります。
10進法とは、10ごとに繰り上がる数の記述法。10を底とする位取数法のことで、現在数の表記に広く使われている文字体系は、0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9 からなる 10 個のアラビア数字を用いる十進記数法となっています。
私が購入した円柱さし
本来の教具では、1台に対して、10個の円柱がはめ込めるように設計されていますが、私が購入したのは簡易版のようなもの。
1台に5個の円柱がはめ込めるタイプのもので、それが4台セットで販売されています。それでも十分なボリュームです。自宅では玩具を置く場所も限られているので、これくらいのもので十分。
価格も安くって、評価も良し。私はAmazonで購入しました。
教具「円柱さし」の説明
1台に5個の円柱をはめ込むもので、全部で4台あります。計20個の穴に円柱をはめ込みます。
1台目 高さが一定で、太さが変化するもの
2台目 太さと高さが変化するもの①
太くて高い~細くて低いへ変化していきます。
3台目 太さと高さが変化するもの②
太くて低い~細くて高いへ変化していきます。
4台目 太さが一定で、高さが変化するもの
得られた効果と息子の反応
この教具を取り入れたのは、1歳過ぎたあたり。
その頃は、円柱をはめ込むことすら出来ませんでしたが、今では簡単にあっという間にこなせるようになりました。
集中力
この円柱さし、集中力を養うにはとても良い教具です。
円柱を穴へはめ込むことすら小さい子どもにとっては集中力が必要ですし、円柱と穴の大きさを目視で確認し、予想を立て行動に移す。それを穴の数だけ繰り返すのです。
大人でも時間のかかることですが、それが1歳の子供となると、更に時間も集中力も必要となります。この教具を取り入れた当時は、全然できなかった息子ですが、今ではお手の物。集中力も付きました。
エラーがわかるようになる
エラー(違い)がわかるようになります。
円柱を違う穴に入れようとすると、円柱が穴に入らなかったり、円柱の高さが低くて穴にすっぽり埋まってしまったり、逆に円柱が飛び出してしまったり。
最近の息子は、違った穴に入れた場合、「あれ?」と首をかしげるようになりました。自分でも合ってる、間違っているというのがわかるようになった証拠ですね。
指先の器用さ
円柱差しのつまみって小さいんですよね。
特に、高さのある円柱は奥まで差し込もうと思うと、ちょっとした手先のコツが必要。それを繰り返して練習することによって、確実にスムーズになってきました。
3本の指でつまむという動作が、ゆくゆく鉛筆を持つ動きへ繋がっていくそうなのもメリットですね。
諦めない心
穴の数だけ、円柱があるわけで、それをはめ込まないと終わらないお仕事。
数にして20個の穴がありますが、それを取り組む中で、たくさんの失敗と成功を繰り返します。「あれ?」「違う?」「はまらない」など、息子自身で気付きながら最後まで進めることになります。
自分は出来るという自信
円柱さしを繰り返しすることで、「最後まで諦めない気持ち」だけでなく「自分は出来るという自信」を身に付けているように感じました。この「出来る」という繰り返しが自信となり、自己肯定感を養うのに良いのかもしれません。
最後出来上がったときの、息子の誇らしいお顔がとっても嬉しいです。
デメリットは?
知育玩具なので、デメリットは無いのですが、私がこの教具を使う上で、面倒だな~と感じていることは、円柱が行方不明になること。
小さい円柱も多いので、紛失した時がとっても面倒。息子が円柱さしをしようと思って、土台を逆さにするのですが、円柱なのコロコロコロ~と転がっていくのですよね。テレビ台の下とかに入ったりも。
なので、最近は土台から円柱を抜いた状態でセッティングしています。
こうすることによって息子は円柱を「差す」動作がメインになるので、紛失減りました!どちらにせよ、円柱はコロコロ転がるものなので、入れ物はマストかも。
あと、今でこそ心配は少なくなりましたが、誤飲にも注意です!小さい円柱は飲み込むことができるサイズなので、最初は付きっ切りで遊んでいました。最近は誤飲しそうな気配が無くなってきたので、一人で遊ばせています。
まとめ・総括
今日は円柱さしについてご紹介させていただきました。
今日、私が夕飯を作っていた時、息子がキッチンに来て「遊ぼ~」と足元にすり寄ってきました。少し手を止めて、一緒にリビングに行き、円柱さしがこの状態で置かれてあったので、「〇〇君、これやってみたら?」と声をかけて台所に戻ったんです。
その3分後くらいかな?また息子がキッチンの足元へ来たので、あまりにも早くに戻ってきたこともあって「飽きたのかな?途中でまた諦めたのかな?」と思いながら、リビングの円柱さしのところへ戻ると…
おおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!凄い!完璧、しかも早い!!!!
息子の集中力と成長にびっくり驚き、大きな声で叫んでしまいました。その後、たくさん、たくさん息子を褒めてあげました。とても、嬉しかった出来事でした。
「また諦めたのかな?」と思ってしまった自分を反省しつつ、子どもには無限の可能性があるなぁ~と実感。普段、料理をしている間はテレビやDVDを見せることが多かったのですが、他にも方法はたくさんあって、やり方次第では息子の成長をより伸ばしてあげることができるんだなぁと思った出来事でした。
みなさんの知育、幼児教育の参考にしていただけたら幸いです。
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